北海道で diving

ダイビングを始めたのにキタの大地に流されて, 南の島はすっかり遠くなってしまったので諦めて近場で潜ることにした. というかこっちに引っ越すことが決まった時点でドライスーツ買ってしまったし. なんとキタの海ではウェットスーツで潜れるのは7, 8, 9 の 3 ヶ月間だけらしい.

というわけで, 積丹の海で初ドライスーツ. 快晴である. とりあえずイルカを探しに行くが発見できず, そのまま潜ることに. 初めてのドライスーツということ, しっかり沈むようにウェイトをたっぷり付けさせられて, どぼーん. 重すぎて浮力をコントロールできない... 最早写真どころではなく, バタバタしながら沈まないのでせいいっぱい.

2 本目は 2 kg ウェイトを減らしていいかシャチョーに聞いたら, とりあえず 1 kg ずつ減らして下さいと言われたので, 1 kg 減らして, それでも重すぎた時のために 1 kg はすぐ外せるようにローディングではなくベルトにつけておく. どぼーん. 重い, 重すぎる. そそくさとウェイトベルトを外して船の上にポイ♪♪

これでなんとか楽に中性浮力を維持できるようになった. が, いかんせん八重山とかと違って海の中が地味！ メバルとかアイナメとかウニとかアワビとか, 美味しそうなんだけど地味！

エゾメバル


ガーベラミノウミウシ


カドリナ


コケギンポ

和歌山や沖縄ではコケギンポはかなりテンションのあがるイキモノだったんだけど, どうもこっちではギンポと言えばコエギンポみたいで, 「あああの穴の中にいるやつね」みたいな反応. ウミウシもみたことないやたら巨大なやつらが...

そんで帰り. せっかく積丹まで来たし, 積丹のウニは今まさにシーズンだし, ウニでも食べて帰ろうと余市の柿崎商店に寄り道. 本日のウニ丼のところに白ウニ丼と赤ウニ丼というのがあったのでビシッと赤ウニ丼を注文. ちなみに白ウニというのがムラサキウニであんまりアレなやつで, 赤ウニというのがエゾバフンウニというやつであこがれのアレ.

非常に美味しくて, 今シーズン食べたウニの中ではベストだったので大変満足していたのだけど, 帰り際に色々注意深くみると利尻のウニだった. 利尻昆布を食べて育った最高のウニである. それはいいんだけど, ワタシは今ウニの産地の積丹にいて, 積丹は今がまさにウニのシーズンなのに何故か利尻のウニ. とても美味しかったし, ウニとしては利尻の方が格上なのも分かってるのだけど何か釈然としないものを抱えてモンモン