激突

今日も今日とてチャリ通である. チェーンなりが気になっていたのもフロントディレイラーのワイヤーの張りを調整することで解決できたし.

ところで, 三宮からポートアイランドに渡るには橋を渡る必要があり, 車道は自動車専用になっているためチャリは歩行者自転車専用道路を走ることになる. この橋, マラソンでも苦しめられたのだが, 三宮側から逝くと, 長い上りのあとに急な下りがある. で, ポートアイランドに到着するところがその下り坂の終了地点. ところが, そこは急カーブになっていて, その先には歩道橋的なものがあるためすぐに急な上り坂になっている.

明らかに設計ミスで危なく, 実際事故も多いのかその付近にはセンターラインが引いてあり, わざわざ左側側に「自転車→」のような表記がしてあり, ちゃりの左側通行を促す感じになっている. 図にするとこんな感じ. 上が三宮側で右がポートアイランド.

ここの危ないのはコーナーになっていて見通しが悪いのに次の上りに備えて減速せずにもしくは必死でペダルを回しながら下ってくる馬鹿が多いことだ. そして自分が左側を走ってるからと言って油断してはいけない. 「自転車」なんて難しい漢字が読めるヒトばかりとは限らないのである. 日本の識字率が下がっていることは右折禁止と書いてあるところをガンガン右折する車をつくばでいっぱい見てきたので知ってる. そして駐車場で逆走する車もたくさんみてきたのでおそらく矢印の意味を解さない日本人も多い.

しかしワタシは慎重な漢. 図で言えば上の方から行儀良く左側を下りてきたワタシは図の右側から猛スピードで1m前くらいしか見てない様子で突っ込んでくる女性が見えていた. ので, 念のために減速してコーナーの直前で停止していた. のだが, その女性が乗ったちゃり, コーナー曲ってワタシの目の前に飛び出してくる. おもいっきり右側通行である. ワタシはもう止まっていて移動できないし, まあ右側は空いてるんだし〜と思って見てたら「きゃーーーーー」と物凄い悲鳴をあげながらそのままこっちに突っ込んでくる. ブレーキとか悲鳴とかどうでもいいからそのハンドルをこっちに向けるな！と思ってる間に正面衝突しそうになったので, ぐりっと回転して太ももで相手の前輪を受け止める. どっかーん.

でお互い転んで, 相手を見たら, まるで被害者のような顔をしてこっちを見ているのでサッカー選手のように痛がってみせたらようやく「大丈夫ですか？」と聞いてきた. 太ももは痛いがチャリのフレームには異常はなさそう. まあ人間は治るし... と思い, 「一応大丈夫ですけど, ここ, 自転車って左側に書いてあるの読めます？矢印の意味わかります？左側通行って意味デスヨ？漢字ヨメマスカ？あと, 見通しが悪いんだから加速せずに減速して下さいよ. 止まってるヒトを避けられないなんてありえない！」と一通り文句を言ってサヨウナラ.

で, 走りだしてみたら前輪がパンクしてた orz 持ってて良かった予備チューブと携帯ポンプ. ということで, 道端でホイールを外して作業.

やっとマラソンの筋肉痛が治ったのに今度は太もも打撲でまた満足に歩けない...