<前回までのあらすじ>ドライブドア SATA ボックスとラトックシステム eSATA PCI Express ボードを買ったら BIOS がボードを認識しなかったん</前回までのあらすじ>
となれば, BIOS かマザーの可能性が高いので一応 Dell のサポートに連絡をしておいた. そしたら今日返事がきて, 「マザーボードの故障の可能性が高いのでお取替えします. 」とのこと. しかし, グラボは認識してるわけで... 念のために以前間違えて買った PCIe x1 のネットワークカードを挿してみたところ, 見事に認識しやがった. もはやこれは相性としか言い表せないような... と思ってそのムネ, サポートに連絡したところ, 「それだと多分マザーを交換しても直らないですねー」と. うん, そう思う.
となれば別の手である. キッカワせんせーに使ってない古い PC をもらって, そいつをディスクサーバーにしてしまおうという戦略. 廃品利用である. いざ!と箱をあけてみると, なんと PCIe のバスがなかった orz
だがしかし!勝利者は決してあきらめない (諦めなければ勝利者になれるというわけではない). 研究室の余ってる (わけではないんだろうけどもう使われてるとは思えないやつ) をパカっと開けると PCIe のバスを発見. 挿してみると eSATA のボードもちゃんと認識される. 問題は入ってる OS (RHE 5.0 だったかな) が古すぎて, というかカーネルが古すぎてポートマルチプライヤに対応してない点. こんなもんは ubuntu 9.10 をぶち込んでやれば解決である.
と思ってドライブに DVD を入れて電源を入れ直すも DVD からブートしない. あれー?と思ってドライブをよく見ると CD-ROM ドライブだった. おそるべし, 古い PC.
仕方がないので CD-R を掘り出してきてインストール CD を作成... しようと思って x86_64 用で良いのかどうか不安になって石を調べると 32 bit だった. 32 bit OS なんてインストールするのいつ以来だろう.
まあそんなこんなで ubuntu を CD-R に焼き焼きしてインストールをすると最後の最後でファイルが壊れてる, と言われてインストールがこける. そんなこと言われても, md5 もちゃんとチェックしてあるのにー><
すっかり嫌になったが勝利者は決してあきらめない. というか, ここで諦めたら敗北者の中でもかなりダメな部類. 流れるように Vine 5.0 を焼き焼き. こんどはちゃんとインストールできた. ちゃんと HDD も 5 台とも認識できてる.
ubuntu だったら GUI で RAID の構成とかできたんだが, Vine 5.0 にはそんなツールがなかったので手動で. /div/sda ~ /div/sde までの 5 台を使って RAID5 を組む, という状況.
%mdadm --create /dev/md0 --level=5 --raid-devices=5 /dev/sd[abcde]こんな感じでおしまい (つか初めてなので, なんか間違ってることに気づいたら教えてあげるといいと思うよ). --level=5 のところで RAID5 だよ〜ということを教えてあげて, --raid-devices=5 のところで 5 台使うことを教え, 最後に実際のデバイス列記してるわけである. アレイのリビルドの進行状況は /proc/mdstat を見ればわかる. 今こんな感じでまだ 16 %
%cat /proc/mdstatこの後 NFS の設定とかしないといけない (例によってやったことない).
Personalities : [raid6] [raid5] [raid4]
md0 : active raid5 sde[5] sdd[3] sdc[2] sdb[1] sda[0]
7814057984 blocks level 5, 64k chunk, algorithm 2 [5/4] [UUUU_]
[===>.................] recovery = 16.8% (328508680/1953514496)
finish=904.0min speed=29956K/sec
おもうにこれまで FKD に頼りすぎていた。
これまでってほど最近まで FKD は存在してなかったろ