この忙しいのに St. James' Park. シーズンチケットを買ったことを早くも後悔し始めている。存分に観戦を楽しむためにはやはり積み立て預金をしておかねば、ということで 3-1 で Newcastle の勝ちに 3 ポンド。Everton の方が強そうだが、midweek にヨーロッパ戦やった後の Everton は弱いのよねん。16倍だぜげへげへ。
怪我人が多いのか、スタメンが大分いじられていた。4-4-2 でキーパーが Given. ディフェンスは左から、Enrique, Faye, Cacapa, Beye, 中盤が、N'Zogbia, Butt, Geremi, Milner. ということで左サイドを N'Zogbia と Milner で崩すというパターンは今回使えないっぽい。で、2トップが Smith と Martins. 怪我人続出でついに Smith がフォワードに。で、前半の早い段階で Milner と N'Zogbia はサイドを入れ替えていた。
前半はいきなり Smith のおしゃれなパスから Martins が抜けだして、キーパーと一対一のチャンスをきっちり外す。前は、キーパーまで抜いて優雅に無人のゴールのちょっと横にシュートしたもんな…
その後のおしいチャンスもことごとく外し、これはもうだめかもわからんね、という雰囲気が漂いだした前半終了間際、相手のクリアが浅くなったところを Butt がキレイにシュートして先制。前半終了。3-1 は遠いぜ。
後半はいつものようにディフェンスがバタバタしだして、同点にされる。「計算どーり!」落胆するにぅかっするサポーターの中で1人ニンマリするワタシ。3-1 まで後 2 点。
しかし、そのままグダグダな展開に陥り、これは引き分けかも分からんね、つか、負けなかったら良いことにしようと思い始めた 74 分にベンチが動く。Martins と Milner に代えて Owen と Emre. Milner には拍手が、Martins にはブーイングが送られる。ちなみにこの交代のとき、Everton の20番も交代だったのだがそれを見て Geremi が自分のことだと思いサイドラインまで走って行ってしまった。
とにかくこの采配が大当たり。またまた Everton の半端なクリアを今度は Emre がキレイに決める。これが86分。3-1まで後1点。このままでも勝ちなのにやたらと応援に力を入れるワタシ。
そして後半終了直前に Owen のヘッドが決まる。3-1 キター!サッカーの試合ってのは 90 分なのでこれで 16 倍ゲット間違いなし。やったー。これまでに無いほど大喜びするワタシ。隣のデブと抱き合いそうな勢いだ。
そしてロスタイム。時間稼ぎのために短いパスでボールを回すにぅかっする。出来ないことはやらないほうがいい。あっさりとカットされてクロス。なんか Given がジャンプしてボールに触ってボールはゴールの内側に。あれ? 3-2? これが 93 分でそのままゲームセット。ギブンのオウンゴールらしい。
勝利に沸くスタンドで、1人どんよりと落ち込むワタシ。今ならドーハの悲劇の時のハポネスの気持ちが分かる。オウンゴールありがとよと言って自国の代表選手に銃弾ぶち込んだコロンビア人の気持ちも分かる。ムキー!