ここ数日暑い。暑くなると頭に虫がわいたようなヤツが発生したりなんかしたりする。しかしそれだけでは飽きたらず普通に虫が発生したりもする。
それは昨晩シンデレラのマホーが今にも解けんという時刻に起こった。そんな時間なので電気のついたオフィスはそもそも少ない。そして暑いので窓は開けっ放し。飛んで火にいる夏の虫。
ぱっきゅ〜ん♪と威勢良く虫くんが飛び込んで来たのである。ゴキだ、ゴキに似てる。飛んでるせいでディーテイルは良くわからないがもうゴキにしか見えない。
ところでワタシは見えないところにモノをよけることを片づけると称する漢(おとこ)。とりあえずワタシのオフィスから出て行ってもらえばその後廊下で繁殖しようが隣のオフィスを占拠しようが知ったことではない。明日は明日のゴキ退治。
故にワタシは迅速に部屋中のディスプレイの電源を落とし、部屋の電気を消し、廊下への扉を開け放ち、真っ暗だった廊下に煌々と明かりを灯した。ニンゲンはこんな速度で行動することができるのである。
それなのにゴキったらネルソンの机の上でうっかり仰向けになってしまい、にっちもさっちも。ただただジタバタするのみ。ひぃ〜。しばらく暗闇にうずくまりながら、「夜になったら光りそう」と言われた目を文字通り光らせてゴキを監視するが復活の気配なし。人生においてこれほどゴキのことを応援したことなどないというのに。
諦めてお化粧室に向かって疾走。お手拭き用の紙をほんの 10 枚ほどひっつかんでオフィスに戻る。まだジタバタしているゴキをマグナム弾でも貫通できまいというくらいに厚くしたお手拭き紙で丁重に包み、窓からポイ♪
窓を厳重に閉めて電気を点けてオシゴト再開。しかし暑くてくらくらしてきたので諦めて帰宅。オノレ、ゴキめ。
レフェリーが引けと言ってる(レフェリーの)論文を引けばいいだけの論文改訂作業なのだが、その引けと言われている論文の凄まじいゴミっぷりに圧倒される。つーか、やりたいことは分からなくもないが方法論が間違ってるのと情報が足りないせいで結果からワタシがナニカを読みとるのが不可能。
仕方ないから極めて不自然な引用の仕方をして、アクノレッジメントに論文を紹介してくれたレフェリーさんに乾杯♪とでも書いておくか、イヤミたっぷりに。
えげれすにもゴキいるんですねえ。ぶるぶる
や、ちょっとしたパニックになってたので本当にゴキだったのかどーかまでは。エルサルバドルのゴキはとてつもなくでかかったのだけど、しちめんちょはどないでした?