ミーティング。がくせーくんのロブが「バグを直すのに一週間もかかってしまって」と落ち込み気味に言ったので、ボスが「どんな有名人も優れたけんきう者もバグを仕込むから♪」と慰めていた。続けて、「まーコードが複雑になればなるほどバグの影響は小さくなる」と言うので「そーかぁ?」と異議を唱える。そこからがすごかった。
「いやいや、本当だって。昔、Fすたしおの P3M のコードをプリントアウトして見てたら y 方向の速度をアップデートするのに x 方向の加速度を使っていてさ。ナンテコッタと思って横にいたシロに『これ違うよな』と確認するとシロも『・・・違うな』と。Fすたしょーが得ていた名声の大部分がそのコードを使って書いた論文に依るものだったので、真っ青アオスケ。まだあっちは明け方だというのに慌ててメリケンの自宅に電話したワケさ。寝起きの彼は電話にでてアリエナーイと叫ぶなりそのままオフィスへゴー。しばらくしたらメリケンから電話がかかってきて、5分間ずっと電話で『SHIT! SHIT! しーっと!!!』というのを浴びせられた。その後とりあえずバグを取って計算をやり直した。するとなんと、結果は前のコードと全く区別つかなかったのだよ!」
んなわけあるか。