論文に使ったシミュレーションのムービー作り。昔はムービーなんか作ってないで定量的な解析しなさいよ!なんて思ってたものだけど、進化っぷりがややこしくなるとムービーから分かることって結構ある。ムビから分かったことがあったら当然その後定量的な解析をぶちかまさなきゃいけないわけだけど。
そしてなにより、プレゼンで使える。なんでみんなあんなにムビを見るのが好きかね。
上と別件。某数値銀河カタログが某観測結果と全然合わない。そもそも他人の作った mock catalog を解析して他人が解析した観測結果と比較するってのは精神衛生上イマイチくん。疑心暗鬼だ。
観測方面の疑問を解消すべく専門家であらせられるところのりちゃーどに突撃取材。そんで分かったことは、観測結果は line fitting をする program が作りだした artifact かも知れないということと、Durham のモデルでも再現できないと言うこと。なるほろなるほろ。りちゃーど曰く、「観測とモデルが合わない時は観測を疑え」と。うん、宇宙の方が間違ってるね。
しかしこうもすらすらりちゃーどの口から詳しい説明が出てくるってことはあっちはあっちで同じ仕事を Durham のモデルを使ってやってるわけで、ワタシってばウラギリモノ?獅子身中の虫?
こっちの興味はもうちっと理論よりなのだ、多分。だから許せ。